お施主様から全体的に落ち着いた雰囲気にしたい、とのご要望があり、どこか優しい風合いも感じられるダークブラウンの木目調を外観に選択しました。あまり重たい印象にならないように窓やエクステリアの色は濃い色にしていないところもポイントです。

玄関は電子錠やトールタイプのシューズボックスなど、機能性を重視しました。荷物を持っていても開錠が楽な電子錠にコンパクトな玄関だからこそ、普段使い以外は全て収納できるよう容量大なシューズボックスをチョイスしています。

ちなみに、トールタイプのシューズボックスがホワイトなのは、圧迫感を感じさせないため。部屋のドアや床色は同系色を選択していますが、玄関の広さをシューズボックスが邪魔しないようにここだけこの色を選択しました。

今回の平屋は延べ床面積が約17坪のうち14帖（約7坪）がLDKです。コンパクトですが、ゆったりくつろげる広さを確保しています。部屋の奥が暗くなりがちな平屋ですが、北側にも窓を設けることで解消できる計画をしています。

キッチンは半クローズドタイプを採用。作業スペース側の手元が隠せるという点と収納はできるだけたくさん欲しいというご要望から吊り戸棚を付けています。吊り戸棚は使いやすさで悩むところですが、優先順位を考えながら決めていきます！

キッチンとダイニングの間は開口部をつくり、コミュニケーションが取りやすいようにしています。細かいところですが、吊り戸棚の下と、カウンター部分に笠木と呼ばれる部材を入れたのですが、吊り戸棚側は見たときのバランスも考慮しています。

日中はお仕事で家を空けられることが多いため、外ではなく室内に洗濯が干せるスペースを作りました。収納タイプではなく天井に取り付けて使うポイントタイプ。不要な時は取り外す・・・と言いたいところですが、だいたい竿を掛けるとそのままの状態が基本です！

LDKの他に6帖の洋室を2部屋計画しました。もちろん、6帖とは別にクローゼットも備え付けています。やはり、プライベートな空間というのはいくつになっても必要だなと実感する今日この頃であります。

写真のカーテンが床についていますが、今はちゃんとしたカーテンがついていますのでご安心ください！施工当時コロナの影響で生地が間に合わずこの写真になっています！

ここまで見てくれてありがとうございます！まだ時間があったらぜひ他の施工事例もご覧ください♪お施主様のこだわりが詰まったお家を建てさせていただいています！！