こんにちは。現場プロデューサーの加藤です。
私たちのような住宅を造っている会社の人でも見落としがちな音の問題。
プロでも見落とすことが多いこの問題は実は生活するうえで一番気をつけておかなければいけないところなんです。
神経質な人であれば夜になって眠れないなんてこともあったり・・・
完全に解決できないかもしれませんがちょっとだけ気に留めておいてくださいね。
【トイレの位置を居室からできるだけ離す】
プランニングをする時に少しだけ気にかけてみてください。
特に2階にトイレを造る場合には要注意です。
居室(主寝室や子供部屋)の隣にトイレがあると、夜中に誰かがトイレに行った音がそのまま聞こえたり・・・
特に流す時の音は夜中には結構響きますからね。トイレを流した音で目が覚めてしまったりと、意外と深刻な問題になります。
もしも、プランニングでどうしても居室の隣がトイレになるような場合はしっかりとした防音対策を考えてもらうのも必要かもしれません。
住宅会社に、ちょっとトイレの音が気になるんだけど・・・というだけで防音シートを張ってくれたりといろいろと気を使ってくれる会社さんがいいですよね。間違っても、そんなに音はしませんよという言葉を鵜呑みにはしないでくださいね。
【排水管が通る位置を検討してもらう】
トイレというのは必ず排水管が必要になります。
プランの関係上、リビングの上にトイレを設置しなければいけない場合などは排水管が通る位置を考える必要もあります。
トイレを流し終わった後でも排水管の中ではちょろちょろと水が流れているものなんです。
リビングの上をその配管が通っているとすれば・・・
夜中にテレビなどを見ていて天井からちょろちょろと音が聞こえるなんてこともあるんです。(実際にあったんです)気づいてから直してもらおうと思っているとかなり大掛かりな工事になることも・・・
プランばかりに気を取られずに生活音にも少しは気を使ってくださいね。
そういうことを提案してくれる会社も大切ですよね。