こんにちは。現場プロデューサーの加藤です。
今回もちょっとした情報をお伝えしますね。
家を建てようと思って土地を探していると、「家を建てる前に造成工事が必要ですね。」と言われることも多いと思います。
造成工事というのは、何をしているんでしょう?
「田んぼを埋めるとなると、土を入れるだけなんじゃないの?」と思われるかもしれませんよね。
でも実はほかにもいろいろな工事がかかるんです。
その内容とは・・・
【田んぼ(畑)を埋める場合】
実際に田んぼを埋める場合にかかる費用を簡単にご説明します。
いったいどんな工事があるのか?
1、表土鋤取り(田などの場合は表土をとってしまうことが多いようです)
2、埋め立て工事(埋め立てる土の良しあしで金額が大幅に変わります)
3、擁壁工事(ブロックでよいのかコンクリートで壁を作るのかで大きく金額が変わります。全面道路や近隣との敷地の高低差によって大きさも場所によってまちまちです)
4、排水溝工事(道路に側溝がある場合は入替を役所から指示される場合もあります)
5、整地(埋めただけで凸凹ではだめですよね。しっかり整地します)
簡単にあげるだけでもこれぐらいの工事があります。
現場によっては他にも、伐採工事(草刈工事)仮設通路費、水路等の補強工事、橋を架ける工事、ガードマン費用、改良費用、用水の廃止費用、申請費用などがかかる場合もあります。
これは実際に埋め立てをする場所の条例などによって決まっていたり、施工する会社の考え方によって大きく変わります。
一度お知り合いの会社様にご相談されたほうがいいと思います。
不動産会社様が「だいたいこれくらいですよ」という言葉を鵜呑みにすると、あとで思わぬ出費になることもありますので要注意です。
特に擁壁工事については、工事の内容によって金額は大幅に違います。
20,000円/m程度の工事から100,000円/m位の工事まで内容は様々です。
埋め立ても50㎝埋めるのか、1m埋めるのかによって土の量が変わりますから、金額も違うのです。
今までの内容のように、現場によって工事の内容が大きく変わりますから「坪いくらでいいですよ」とか、「㎡いくらです」という会社はどんぶり勘定をしていて、実際よりも高い金額を請求されることがあるかもしれませんね。
当社では、擁壁の種類、搬入する土の種類、現状の土よりどれくらい盛土するのか、排水工事は必要ではないのかなどをしっかりと計画し、お見積もりをさせていただいております。
お気軽の声をかけてみてくださいね。