みなさん住宅ローンにどんなイメージを持ってますか？
「長い」「重い」「負担」など良いイメージはあまりないとお聞きしています。

なぜそうなってしまったのか？
それは住宅ローンの借り方が正解でなかたこと、住宅会社がきちんとサポートしてくれなかったことに原因があります。
住宅ローンには貸してくれる限度額があります。それは、税込年収（源泉徴収票の一番左上の数字）の30％（年収500万以上の方は35％を年間の支払限度としています。
例えば、税込年収400万円の方は、400万×30％÷12か月＝10万円/月。
ボーナス払い無しで月々10万円までの返済計画なら貸してくれます。
でもどうでしょう？ご夫婦ふたりだけなら何とかできるかもしれないですが、小さなお子様が二人三人いらっしゃるご家族では実際は厳しいですね。
しかし、金融機関は基本的に貸してくれるでしょう。
金融機関の仕事はお金を貸して利潤を得ることです。たくさん貸すほど利潤が上がります。皆様の生活は関係ありません。
家づくりは夢いっぱいです。いろんな物を提案されたり、ショウルームを観れば欲しいものは沢山出てきます。住宅会社もオプションなどいっぱい付けて金額が上がるほど会社は潤うのです。
ここでお気づきだと思いますが、住宅ローンに良いイメージを持ってない方は住宅会社と金融機関の儲けのレールに乗ってしまったのです。
マイホームのローンの返済を気合いや根性で支払っていて、そこに生活のゆとりが無さそうですね。
それは、「建物」を手に入れましたけど大切な「ホーム」はつくることが出来ていないことと同じです。
では、住宅ローンを返せる金額という方向から考えてみましょう。
前述の税込年収から判断すると、私たちがたくさんのお客様の住宅ローンをサポートした経験から判断すると税込年収の25％までにとどめた方が良いと思います。
つまり、税込年収400万円の方は、400万×25％÷12か月＝8.3万円/月。
どうですか、これなら自信持てる方が多いはずです。この月返済額でいくら借りられるかを判断すればよいのです。（金利によって額は増減します。）
特に奥様が専業主婦で小さいお子様がいらっしゃるご家庭は子供たちの教育費用や将来の預貯金も必要です。だからこそ安心して住宅ローンを払っ　　　ていけることが大切です。
そうすると家族の笑顔と幸せも増えます。つまりこれが「借りてもよい」金額で、安心に払っていける住宅ローンなのです。