夢のマイホーム。
暮らしやすさはもちろん、見た目にもこだわりたいですよね。
お家づくりのなかで注目したいのがバーカウンターのキッチン。
お洒落なキッチンだとお料理もお酒も愉しくいただけますね。
しかし、どうすればセンスのいい、お洒落なバーカウンターにすることができるのかわからない人も多いでしょう。
そこで今回は、センスのいいお洒落なバーカウンターにするコツをご紹介します。
この記事を読めば・・・
お洒落でセンスのいいバーカウンターにするこつがわかる!
バーカウンターのメリット、デメリットがわかる!
キッチンだけでなく収納やインテリアのアイデアがわかる!
人にはそれぞれ好みがありますが、今回紹介するコツやアイデア、メリット、デメリットまで理解することでお洒落なバーカウンターのあるお家づくりができます。
バーカウンターのお家づくりをしたい方はぜひ参考にしてくださいね♪
バーカウンターとは何か、どんなものなのか
バーカウンターとはどんなものなのかご存知ですか?
対面式のキッチンとダイニング側のカウンターが向き合っているタイプのものです。
キッチン天板と一体になったタイプや、腰壁を設けてカウンターの高さを変えるタイプなど、種類は様々です。
バーカウンターは「対面キッチン」と「カウンター」の合わせ技一本!こうでないとバーカウンターじゃない、なんてことはないので自分たちの好みに合ったスタイルを選びましょう!
バーカウンターの特徴を知る
お洒落な空間を造るためには、バーカウンターの特徴をおさえましょう。
バーカウンターの特徴は、ずばりキッチンと向かい合ったカウンターにあります。
ダイニングカウンターとは少し違った、高めのカウンターだとより「Bar」のイメージに近いと思います。
このカウンターに座ると、キッチンで立つ人と目線が近くなり、コミュニケーションが取りやすく、会話も弾みます。
特徴をまとめるとこんな感じです。
・ダイニングカウンターより高めの設定
・キッチン側に立つ人と目線が近くなる
・コミュニケーションが取りやすい対面式
なるほど。バーでバーテンダーさんと話がしやすいのは目線が合うからなんですね!そう考えるとカウンターの高さってとても重要です。
バーカウンターの使い方を知る
バーカウンターは何もお酒を飲むだけが楽しみではありません。
食事やワークスペースとしてもアレンジ次第で使い分けができ、家族のコミュニケーションもバッチリです!!
その①時間帯による使い分け
朝は朝食スペース、昼は子どもの勉強スペース、夜は夫婦でしっぽりお酒タイム。時にはリモートワーク用のワークスペースとして活用しても良き。
その②使う人による使い分け
夫婦2人で使うとき、お友達が遊びに来たときなど少人数で会話の距離を近くしたいときにも使えます。
その③雰囲気によって使い分け
照明器具の使い方やカウンター材の色合いなど、バーカウンターの雰囲気は様々。自分たちが使いやすい、LDKに馴染むようなデザインがベストです。
バーカウンターの種類を知る
バーカウンターと言ってもそのパターンは使う人それぞれ。
その中でも大まかな種類を知っておきましょう。
★ハイカウンタータイプ
キッチンの天板よりも高い位置にカウンターが来るタイプです。
雰囲気がよりバーに近く、キッチンの手元が隠せるところもポイント。
ハイカウンター用のハイスツールが必要になるので家具の選択には要注意です。
★キッチン天板一体型タイプ
その名の通りキッチンの天板が長くなり、カウンターとして使うタイプです。
戸建て住宅でも採用される対面キッチンに該当します。
高さをあまり感じないのでオープンな雰囲気を出すことが可能。
キッチン手元もオープンなので、気になる方はキレイを保つ必要ありです。
★調理場個室型
お酒好きな方だと、キッチン側を完全個室にし、よりお店感を強めたタイプです。
ボトルを飾ったり、好きなお酒の銘柄を並べたりとよりこだわるならこれ一択です。
自分たちの生活スタイルに合った形を選択したいですね!
バーカウンターの推しポイント
自分の家にバーカウンターがあるだけで、家に帰るのが楽しみだったり料理を作るのが楽しい時間になったり、お友達と楽しく過ごせたりと素敵な空間になります。
バーカウンターの魅力
家にバーカウンターがある最大の魅力は、「お店の雰囲気を味わいながらお酒を飲める」ということ。外へ飲みに行くことも楽しいですが、お家でゆっくり『時間を気にしないでいつでもお酒を愉しむことができる』ことが嬉しいですよね。
岐阜市近郊に住む私としては車の心配をしなくていいのは、とってもありがたいことなのです。
グラスや食器などをすぐに取り出せるレイアウト、ビールサーバーやワインセラーなどを設置する場所を設けたりとこだわりのお家づくりができます。
バーカウンターの収納方法
バーカウンターは、グラスや食器などすぐに取り出せたり片づけられたりと便利に使える背面収納になります。
収納したものを隠してしまうばかりではなく、魅せる収納としてもインテリアの一つとなりお洒落感を味わうことができます。
家電やビールサーバー、ワインセラーなども設置できるような間取りの計画をすることでスッキリとした収納ができます。
雰囲気のある空間づくり
自分好みのバーカウンターにするために、カウンターの高さやカラー、素材などのデザインに統一感を持たせることがポイントとなります。
また、ペンダントライトやスポットライトなどの照明(電球色も含む)も雰囲気のある空間づくりに大切です。
スピーカー付き照明を組み合わせてBGMを流すことで、ぐっとバーに雰囲気を寄せることも可能です。
お好みに合わせたこだわりが必要となってきますね。
バーカウンターで出来ること
バーカウンターがあったら出来ることと言えば・・・
夫婦で食事やお酒を愉しむことができる
お酒好きの夫婦にとってわざわざお酒を飲みに出かける必要もなく、お家で時間を気にせず食事やお酒を愉しむことができます。
家事がラクになる
カウンタータイプの対面式キッチンは、配膳や食事後の片づけもそのままできるのでとっても楽チンです!
時間の使い分けができる
バーカウンターはお酒を愉しむことだけではなく、時間によって使い分けることができます。
カフェ風に家族で食事が出来たり、お子さんの勉強の場所として、誰もが使えるワークスペースとしても利用できるのでとっても便利なのです!
どんなシーンでも家族のコミュニケーションが取りやすい場所となりますね。
バーカウンターを採用したことによるメリット
★お店の雰囲気を味わいながらお酒を愉しめる
自分好みのお店をイメージしてバーカウンターを造ることで、いつでもお店の雰囲気を味わいながらお酒を愉しむことができます。
時間を気にすることなくゆっくりとした時間を過ごすことができる。
★コミュニケーションが取りやすい
バーカウンターは対面式のキッチンであり、コミュニケーションが取りやすく料理をする側も食事やお酒を楽しむ側も会話を楽しむことができるのです!
場合によってはお子さんとの会話や勉強なども料理をしながら出来ちゃいます。
★開放感があり部屋全体を見渡せる
カウンターキッチンは孤立せず開放感があり部屋全体を見渡せます。
家族やお子さまの様子もキッチンから見ることができるので安心して家事ができます。
★時間的な使い分けができる
バーカウンターはお酒を愉しめるだけじゃなく、カフェ風に食事を楽しんだり、デスクワークとして使ったりと時間によって使い分けるところも良いところです。
実際に施工されたお客様の声
毎日、本当に充実した生活ができて幸せです。(羽島市 N様)
https://nagaihome.jp/voice/post-11434/
バーカウンターを採用したことによるデメリット
★リビングからキッチンが丸見え
オープンキッチンを採用する際に気になる「手元丸見え」問題。
リビングやダイニング側からキッチンのシンクや作業台、背面収納も目線に入ってくるので、普段からキレイな状態にしておかないと、といった不安な声も。
せっかくの憧れが負担になっては元も子もありません。
しっかり「どう見えるか」「見えないようにする方法」など入念な打ち合わせをする必要があります。
★煙や匂いが広がりやすい
最近は対面キッチンが多いので、バーカウンターを採用したときに限りませんが、料理中の煙や匂いが広がりやすいといったところも悩ましいポイント。
お酒のおつまみで比較的クセの強いものがお好きな方は要注意です。
レンジフードの性能を確認したり、お部屋の間取りを工夫して極力抑えられる方法を打ち合わせましょう。
★専用の家具
バーカウンターの種類によっては、専用のチェアを用意する必要があることも。
カウンターの高さに合わせたチェアが必要になるので、家具の購入予算を増やす必要があったり、お子さんが一緒に使う場合のチェアが特注になったりと費用面を最初の計画段階で見込んでおくことが大切です。
デメリットの解消方法
手元対策
オープンキッチンを採用する場合の手元対策としては、腰高の壁を立ち上げ手元が隠れる高さに調整し隠すことが一般的です。
カウンターの用途によって使いやすい高さ、使いにくい高さがあるので打ち合わせは入念に行いたいですね。
また背面収納やキッチン収納に「見せる収納」を採用して散らかりをカムフラージュしたり、コンロ部とシンク部を分けて設置するセパレート型を採用したりと方法はありますが、金額的に大きく変わるため、確認が必要です。
煙・匂いの逃げ対策
オープンキッチンの匂い、煙の逃げ問題は実際に体感しないとイメージが湧きにくいかもしれません。
これらの対策としてはコンロ前に壁を造り、作業スペースを設けること。
匂いや煙はコンロやIHの調理部分から広がることが多いため、壁を造ることで逃げ道を塞ぎます。
意外と気になる油ハネによる飛沫汚れも防いでくれるので、あると便利です。
ただ視界が遮られる分、オープンキッチンが良いと思われている方にとっては圧迫感を感じるかもしれません。
そういった方はレンジフードの仕様を見直して、より効果的に吸引してくれるグレードに変えることもひとつの手段かと思います。
また、油や水はねを防ぐアイテムや汚れにくく傷つきにくいフロア材など取り入れることで、お掃除もラクになります。
家具の検討
対面カウンターで飲食しようと思うと、高さに合わせたカウンターチェアが必要になります。
カウンターとダイニング兼用にするか、カウンター用チェアを用意するかの検討になりますが、予算やお部屋のイメージなどと合わせて選択すると良いでしょう。
カウンターの高さもハイタイプではなく、一般的な椅子に合わせられる高さにしても照明やインテリアなどででお洒落な空間を造ることができますよ。
より雰囲気を出す場合はカウンターをダイニング兼用にしても素敵です。
バーカウンターを採用するために検討したいこと
どんな空間にしたいのかイメージする
バーカウンターを採用するためにはイメージすることが大切です。
ただ漠然とバーカウンターが欲しいだけでは進めることが難しくなります。
自分や家族にとってどんな空間が欲しいのか考えることが必要です。
例えば、
・好きなお店のように雰囲気のある大人の空間にしたい
・ナチュラルで居心地のいい空間にしたい
・アンティーク調が好き
そしてこれらのイメージを家づくりをする会社の方と共有します。
写真やイラスト、実際のお店を相手に伝えて必要であれば見に行ってもらうことも依頼しましょう。
そしてイメージを基に間取り、キッチン選び、照明やインテリアを楽しく決めていきましょう。
キッチンの選び方のポイント
★キッチンの形を検討
カウンターはキッチンと一体型にするか、しないかの選択でキッチンの形は大きく変わりますし、合わせて金額も変わってきます。
キッチンだけ単独で選んでもいけません。
ダイニングとの兼ね合いやリビングとの関係など、LDK全体を見ながら選択していくと良いでしょう。
★仕様の検討
様々な仕様選択が可能なキッチン。
多くの水回り設備の中でもキッチンに力を入れるご家族が多くいらっしゃいます。
ハイグレードであるほど便利にはなりますが、予算に限りもありますので「自分たちに必要な機能」を見極めて選択していきたいですね。
例えば、バーカウンターのデメリットでもある匂い・煙の逃げを解消するため、IHを選択するという手もあると思います。
また省エネの観点から自動水栓を選ぶ選択肢もあります。
皆さんの重要視するポイントは何ですか?
★キッチンの周りのインテリアを検討
お部屋の雰囲気、インテリアは小物が作り出すといっても過言ではありません。
バーカウンターに必要なビールサーバーやワインクーラーを置くだけでガラッと雰囲気は変わります。
カウンター用照明器具や電球の色も変えてもオシャレです。
自分たちの家族の好きなものを配置して、リラックスできる空間になると良いですね。
お洒落な空間にするためのレイアウトのポイント
・魅せる収納を意識する(グラスや食器、調理家電など)
・スポットライトやペンダントライトなどで雰囲気を出す
・照明の電球色にもこだわる
・スピーカー付ダウンライトの採用で音楽も楽しむことができる
・グラスや食器、家具類からもお洒落感を出すことができる
バーカウンターを造るには
新築でバーカウンターを造られる方やリフォームでバーカウンターにされる方、どちらにおいても間取りの計画、資金の計画からスタートとなります。
間取りの計画
・バーカウンターの使い方を考えた間取り計画
・家事動線を考えた間取り計画
・収納スペースの工夫
資金計画
・バーカウンターを採用するために掛かる金額の把握
・キッチン形状を変更することにより増額の検討
・オプション設備選択による増額の検討
・キッチン周りのインテリアに掛かる費用の予測
※建築会社に支払う金額だけを計画すれば良いわけではありません。
ご自身のお財布から支払うべき金額は全て資金計画で洗い出すことが必要です。
バーカウンターは金額がかかる!?
イメージされるように一般的なキッチン周りと比較してバーカウンターを造作した場合の予算は上がります。
重要なのは「どんなバーカウンターを造作したらいくら金額が上がるか」ということです。
自分たちのイメージに近いものを金額を抑えてつくれるよう建築会社さんとたくさん打合せをしましょう!
自分たちの中で優先順位を決める
例えば、「イメージのカウンターを造作したい」が優先順位の場合、キッチン設備は標準グレードを採用しよう、ということもあるかと思いますし、キッチン周りに重点を置きたい場合には、その他の水廻りや各部屋の広さなど調整できる箇所があるか検討するという手もあると思います。
自分たちはどんな家に住みたいのかをはっきりとさせてから、その部分だけを見ずに家づくり計画全体を見ながら予算のバランスを取りたいです。
バーカウンター施工事例紹介
バーカウンターを採用された『収納動線が便利なL型LDKで明るいお家』の紹介!!
https://nagaihome.jp/works/post-11128/
まとめ
今回は、お洒落なバーカウンターのある家づくりをする際のポイントなどを紹介しました。
バーカウンターがあることで特別な空間ができ、いつものお酒や食事、ティータイムまでが楽しい時間になりますね。
勿論、バーカウンターと言っても、楽しみたいことや時間によって使い分けたいことがあり、それに適したカタチやデザインがあります。
これから家づくりやリフォームをお考えの方、バーカウンターのポイントや施工例を参考にこだわりのバーカウンターを計画してくださいね。